こんにちは、きゃろたまです。
2018年4月5日、普通列車に乗って4時間。
新宮市にやってきました。
今回の旅の目的は、青春18きっぷが1回分あまったので、新宮市立歴史民俗資料館の企画展「“港町”新宮」を見学して、市内を写真を撮りながら散策すること。
その途中、持っていたお茶も飲み飽きたし、のどが渇いてきたので、通りすがりに見つけた「仲氷店」に立ち寄ることに...。
昔ながらの氷屋さんが全国的に知られていた名店だった
実はですね、 食べている最中に気づいたんですが...。
かき氷界では名の通った店だったんです!
というのも2013年7月に発表された
並んでも食べたい かき氷の名店ランキング|エンタメ!|NIKKEI STYLE
西日本編で9位に選ばれているんですね。
ホント下調べ十分にせずに行ったにもかかわらず、こんなおいしいものに出会えるなんて...。
でもね、わたし、そんなにかき氷好きじゃないんです。
最大のなやみは…「食べていたら飽きてくる…」
味が単調じゃないですか、かき氷って。
食べてる途中に溶けてしまったらただの水...。
ツラい…ちゅらい…残すの申し訳ない...。
そんなことを考えながら実際にかき氷をいただくことに。
清美オレンジかき氷を実食
清美オレンジは、温州ミカンと外国産のトロビタオレンジを交配してできた品種で、食感もオレンジに近くて果汁が豊富。
収穫量ランキングでは、愛媛県についで、和歌山県が第2位なので、和歌山県名産くだもののひとつですね。
食べてみた感想は…
食感が全然ちがう!!
本当に口に入れたとき、氷の角々しさがない!
使っている氷は、清流古座川の原水をろ過して、撹拌して不純物を取り除きながら、72時間かけてつくられています。
ちなみに古座川ってこんなところ...。
古座川・一枚岩
古座川・滝の拝
本当に水がきれいなところなんです!
<古座川町 過去の記事>
いつもかき氷食べてると、途中で残しちゃうんですが、仲氷店さんのかき氷は完食できました\( 'ω')/
ほかにも古座川特産のゆずや、飛び地の村として知られる和歌山県北山村の特産じゃばらのかき氷もあります。
新宮でまた行きたいお店が増えました。
氷屋のおっちゃん、ブログやってるって??
実はですね、帰り際お店のおっちゃんに、
「ブログの記事に書かせてもらっていいですか?」
ってお聞きしたところ…。
「わしもブログやってるで!」
と予想外の反応をば…。
ということで、きゃろたま、新宮の氷屋のおっちゃんブログに載せさせてもらいました。
ふだんあんまり写真撮られることないから照れるわ…。
仲氷店の場所は、堀内氏屋敷跡(全龍寺)と新宮周防守屋敷(本廣寺)の間にある
新宮市は、古くから熊野三山のひとつ「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」の門前町として、また熊野の山々から切り出される良質な木材を、東京や大阪へ出荷する港町としてとても栄えたところ。
現在、熊野速玉大社ほか熊野古道や熊野信仰にかかわるところは、世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)に指定されています。
<新宮市ホームページへのリンク>
熊野速玉大社から、 ごとびき岩と呼ばれる巨石があり、パワースポットとして有名な神倉神社へ行く途中にあります。
もっとマニアックなお話をすると、戦国時代に新宮周辺を影響下に置いた堀内氏の屋敷跡があったところに建っているのが「全龍寺(ぜんりゅうじ)」というお寺。
そして、堀内氏と対抗した勢力であった新宮周防守(しんぐうすおうのかみ)の屋敷があったとされるのが「本廣寺」。
仲氷店は、本廣寺と全龍寺の間にあります。
新宮駅からは約1.1㎞、15分ほどで仲氷店に着きます。
新宮市を訪れたときに、みなさんもぜひいってみてください!