きゃろたんぬの小窓

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学校へ行きたくないなと思ったら、小幡和輝さんの本『学校は行かなくてもいい』を読んでみて

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学校ってどうしても「行かなければならない」って、イメージが強いと思います。

しかし、9月1日は、悲しいことに子どもの自殺が一番多い日と言われています。

学校へ行かないいわゆる「不登校」の理由は、学校でいじめられている、先生との仲がどうも悪い、授業が分からない、ただなんとなくとさまざまです。

今日は、もし学校へ行くのがつらいと感じたら、ぜひこの『学校は行かなくてもいい』を読んでほしいなと思います。

 

著者の小幡和輝さんは、小学2年生のときから中学3年生まで不登校だった

『学校は行かなくてもいい』の著者で、全国各地から高野山に集う「地方創生会議」を皮切りに、数々のイベントを企画している起業家・小幡和輝さんも不登校の時期がありました。

学校へ行かなくなった理由は「なんとなくの違和感」からとのことで、小学生のときのエピソードをまじえながら、不登校のころのしんどかった話が書かれています。

 

学校へ行かないなら何をする?

学校って、だいたい8時過ぎに始まって、夕方4時頃に終わると思うんです。この時間、暇になるわけですよね。

今は、教科書とインターネットができる環境があれば、必要最小限の学力が身に着くありがたい時代じゃないかと思っています。

「小学3年生 算数」って検索したら、わかりやすく教科書の内容を説明している動画もあります。

小幡さんの場合は、地域に適応指導教室といって、自治体が運営する不登校の子どもたちが集まる場所があったとのこと。

やっぱり自分の居場所があるところって、いくつかある方がいいですよね。

 

 学校は必要。だけども日本の学校のしくみに問題があるのでは?

『学校は行かなくてもいい』という本の名前だけれども、学校はもう必要ないっていう話ではないんです。

少し本文を引用すると、

 

学校は必要だ。それは間違いない。しかし、今の教育システムに合わない人がいることも事実。多様性を受け入れ、一人ひとりが自分に向いている形で学べるような社会になればいいと思う。(本文111ページ)

 

と書いてあります。

学校は、行けるに越したことはない。だけども、学校へ行くのがすごく嫌なら、無理して行かなくてもいいのでは?というのがこの本の主題だと思います。

 

さいごに~中に差し込まれているマンガを見るだけでも楽しいよ!

この『学校は行かなくてもいい』のページ数は152ページあります。通常の書籍よりもやや少なめなので、半日もあれば十分に読めます。

それとあわせて、小幡さんの不登校エピソードに関するマンガもあります。

マンガを書いたのは…あんじゅ先生こと若林杏樹さん。

 

 

本文を読むの、ちょっと今日はしんどいなと思ったら、マンガだけでもぜひ読んでもらいたいです。