和歌浦からさらに海岸沿いの曲がりくねった道を車で20分くらい走ると、雑賀崎地区にたどり着きます。
和歌浦・雑賀崎一帯は、旅館が立ち並び、かつては和歌山を代表する観光地として栄えましたが、 レジャーの多様化により、廃業が相次ぎ、解体もままならない状態になっています。
雑賀崎でぜひ訪れて欲しいのは「番所庭園」です。
番所庭園(ばんどこていえん)
ここは、江戸時代末期に紀州藩の遠見番所が置かれたところで、現在は庭園として整備され、ときどき時代劇やサスペンスのロケ地としても使われています。
半島からにゅっと突き出ているので、眺めは最高です!
庭園への入園料は600円とまずまずの価格ですが!? 予想外の事態発生。
駐車料金が車1台につき500円かかります・・・・・・・・。
知らんかった、しかも観光地の駐車場って普通は無料よね・・・・。
でもどこの観光地も苦戦してるだろうし、地域貢献になるのならと、潔く500円をお支払い。
ほな、この辺り散歩したいのでしばらくここに停めさせてな!
ということで、周辺を散策しました。
雑賀崎灯台
番所庭園駐車場から徒歩10分ほどで雑賀崎灯台に着きます。
駐車場の奥に、「鷹の巣遊園」という怪しげな看板が!
入口は鉄条網で覆われていて、通ることができません。
ここもなぜか駐車場料金がかかります。(2時間300円)
ワンちゃん一家がお出迎え
灯台周辺でトンビが狂喜乱舞
こういう景色を見たかったんだ。
雑賀崎台場跡
もう1か所、江戸時代末期に紀州藩の海岸防備のためにつくられた「雑賀崎台場跡」に。
歴史マニア大興奮のところだと思うが、基本的には建造物はないです。
雑賀崎漁港へ
番所庭園から歩いて行くと、集落の小道を通ることができるのですが、車で行く場合は、遠回りして行かなくてはいけません。
雑賀崎漁港の市(いち)は、夕方から始まるので料理人や一般市民でごった返します。
混雑を避けるために、漁港の奥まったところにあるカフェ「ルヴォーグ」へ。
今日甘いもの食べ過ぎですね。
ここで、一時間ほどくつろぎました。
漁師さんの話では、これから年末に向けては魚が安くなるとのこと。
ただし、エビは除くとのことで、これから旬を迎える「足赤エビ」をGET!
漁師のオネーチャンに、「これ1尾何グラム?」と聞いたら笑われちゃいました。
この日は、1kg3500円でした。1kgだと15尾くらいあります。
たくさんはいらなかったので、500gいただきました。
いかがでしたでしょうか?和歌山にお越しの際はぜひ雑賀崎地区へ。