(写真は有田川町にあるあらぎ島です。)
こんにちは、和歌山ブロガーのきゃろたまです。
春は別れと出会いの季節ですね。
進学に就職、転勤であなたの恋人が東京を離れるかもしれません。
そして、移り住んだ先が…和歌山!!
はっ?和歌山ってどこ?
会いに行きたいけどどうやって行ったらいいかわからん!
教えて!和歌山のエロい人!!
ということで、この記事では愛する恋人に会うために、東京から和歌山へ行く方法を紹介します。
わたしは生まれてから40年以上ずっと和歌山県に住んでいます。おいしい食べ物がたくさんあるし、都会に比べて時間がのんびり流れているので、和歌山はとても住みやすい街なのです。
東京で消耗しちゃってるみなさん!
ぜひ和歌山まで癒しを求めて遊びに来てくださいね。
「和歌山」はめっちゃ広い!
和歌山県は、奈良県から和歌山市内まで流れる紀の川周辺の「紀北(きほく)」、有田・日高地域の「紀中(きちゅう)」、田辺・西牟婁郡・東牟婁郡がある「紀南(きなん)」の3つのエリアに分けられます。そして世界遺産に認定されている熊野は紀南地域をさします。
2017年3月現在、本州最南端・潮岬のすこし手前にあるすさみ町まで、高速道路が開通しました。また、和歌山市から橋本市まで一般道を通らずに高速道路で行けるようになり、高野山までのアクセスが改善しました。
それでも、和歌山市から南東端の新宮市までは、車・鉄道ともに3時間以上かかります。ですので、和歌山市から紀南方面に行く時は、ぜひ時間に余裕を持ってくださいね。
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飛行機で東京から和歌山へ行く
和歌山市内までのアクセス
東京から飛行機を使って和歌山に行く場合、伊丹空港着便を使うよりも、関西国際空港着便を使う方が、和歌山市内までのアクセスに便利で、時間の節約につながります。
関西国際空港からは、空港リムジンバスを利用すると乗り換えなしでスムーズに行けます。わたしが和歌山市内に住んでいた時は、よく利用しました。
(リンクをクリックすると和歌山バス空港リムジンバスの時刻表が見られます)
和歌山駅東口まで所要時間は約55分、運賃は1,150円です。
関西国際空港へは鉄道(南海電鉄、JR西日本)も乗り入れています。しかし、関空から直通で和歌山へ行く列車がないため、南海だと泉佐野で和歌山市行きに、JRだと日根野で和歌山行きにそれぞれ乗り換えが必要です。
和歌山市加太地区へ行く場合は南海電鉄、和歌山からさらに白浜方面へ行く場合はJR西日本が便利です。
羽田 発
羽田発便は、全日空が1日5便、日本航空が1日3便、スターフライヤーが1日5便運行しています。
どの会社便も通常運賃は25,490円です。
(購入時期により上記価格よりも割引になります。)
成田 発
成田発便は、ジェットスタージャパンが1日5便、バニラエアが1日3便、春秋航空日本が1日2便、Peach Aviationが1日3便運行しています。
なんといっても魅力は、LCC(ローコストキャリア)便なので運賃が安いこと。
おおよそ1万円までで航空券が購入できます。
ただし、成田へ行く手間がかかります。京成スカイライナーで京成上野から成田空港までの所要時間は約50分、運賃が合計1980円かかります。
ですのでわたしは、都内から素早く飛行機に乗りたい時は羽田発着便、とにかく安く済ませたい場合は成田発着便と使い分けています。
南紀白浜空港 JAL便
わたしは関西国際空港発着便をよく使いますが、県内有数の観光地の一つである「白浜」から羽田までは日本航空の直行便が1日3便運行しています。
日帰りでアドベンチャーワールドにいるパンダが見たくなったら、朝一番の飛行機で来て、最終便で東京に帰ることも可能です。
ただ、欠点が「運賃が高いこと」と「白浜駅から空港まで遠いこと」。
普通運賃は35,290円なので、関西国際空港発着便と比べて約10,000円高くなります。
先得割引が適用されると、16,590円~19,190円と最大で53%引きになるので、早めに予定を立てて利用するとかなりお得です!
もうひとつ、白浜駅から南紀白浜空港まではバスで約20分かかります。また海水浴シーズンは白浜町内の道路が大変混雑するので、時間に余裕を持って移動してください。
鉄道で東京から和歌山へ行く
では、続いて東京から新幹線を使って和歌山へ行く方法をお教えします。
新大阪で乗り換え
新大阪からは、特急くろしお号に乗り換えて、和歌山まで約1時間、白浜まで約2時間30分、新宮までは約4時間かかります。東京からの運賃は、乗車券と特急券合計で、和歌山までは16,050円、白浜までは17,300円、新宮までは18,050円です。
名古屋で乗り換え
新宮市に行くときは、名古屋で乗り換えて紀伊勝浦行きの「特急南紀号」に乗る方が便利な場合もあります。名古屋から新宮まで約3時間30分、紀伊勝浦までは約4時間かかります。東京からの運賃は、新宮までは16,060円、紀伊勝浦までは16,390円なので、新宮へは新大阪乗り換えよりも名古屋乗り換えの方が約2,000円お得です。
(写真は紀伊勝浦駅に停車中の特急南紀号)
「きっぷオンライン」では、オンラインで新幹線の切符を予約できるサイトです。お近くに『みどりの窓口』がない方、混んでいる『みどりの窓口』に並びたくない方向け。切符は、ご希望の住所にお届け致します。
夜行バスで東京から和歌山へ行く
東京から和歌山へ行くのに、経済的なのが「夜行バス」。
しかも寝ている間に目的地まで移動できるので時間の節約にもつながります。
和歌山市内へは、4つの便が運行しています。
また、白浜や新宮へも1便ずつあります。
では、それぞれ見ていきます。
和歌山市内行き
- WILLER EXPRESS
WILLER TRAVEL株式会社が運行する「WILLER EXPRESS」
和歌山駅西口行きのK152便は、東京ディズニーランドを22時00分に出発、東京駅鍛冶橋駐車場は22時50分発です。大阪梅田には翌日の7時に到着、和歌山駅西口には8時50分に着きます。
料金は、時期によって異なり、大人片道運賃が4,720円 ~11,500円です。
WILLER TRAVEL のホームページから予約すると、3か月前から予約でき、しかも料金の割引もあります。
ネット予約は、WILLER TRAVEL ホームページから。 - JAMJAMライナー
日本ユース旅行株式会社が運行するJAMJAMライナーJX231便は、大人片道運賃が6,500円~12,000円です。
西船橋を21時30分、東京駅鍛冶橋駐車場22時20分、高速バス桜木町駅前23時30分に出発し、なんばには翌日の6時10分、和泉中央駅南口に7時00分、和歌山駅西口に8時00分に到着します。
ネット予約は、JAMJAMライナーホームページからどうぞ。 - 南海ウイングバス南部・御坊南海バス サザンクロス号
サザンクロス1号は、南海系列が運行する高速夜行バスです。
運賃は6,900円~10,000円。
WILLER EXPRESS とJAMJAMライナーとの違いは、バスタ新宿から乗車できること。出発時間もバスタ新宿発が23時と遅めなので、新宿でゆっくりご飯やお酒を飲んでから乗車できるのが嬉しいです。
経由地が多いのでまとめて書いておきますね。
新木場駅 (21:35発)⇒東京駅八重洲南口(5~8番) (22:20発)⇒バスタ新宿4F(新宿南口) (23:00発)車中泊:高速京田辺(降車) (翌05:40着)⇒なんば高速バスターミナル(降車) (06:20着)⇒湊町バスターミナル(OCAT)降車 (06:32着)⇒和泉中央駅前(降車) (07:19着)⇒JR和歌山駅前(降車) (08:14着)⇒南海和歌山市駅前(降車) (08:24着)
予約は、高速バスネットからネット予約できます。 - 和歌山バス・成田空港交通 サウスウェーブ号
サウスウェーブ号は、和歌山バスと成田空港交通の共同運行便で、もともとの路線は、1989年横浜~和歌山間だったのが、2001年に東京ディズニーランド発着便となりました。現在は、海浜幕張駅発着となり、唯一東京駅で乗車降車ができない夜行バスです。運賃は海浜幕張~和歌山駅で8,500~10,000円。
こちらも経由地が多いので、まとめて書いておきます。
海浜幕張駅 (20:20発)⇒西船橋駅 (20:50発)⇒東京ディズニーシー (21:15発)⇒東京ディズニーランド (21:25発)⇒京成上野駅 (22:00発)⇒横浜駅(YCAT) (22:55発)車中泊:堺東駅前(降車) (翌06:00着)⇒堺駅前(降車) (06:10着)⇒泉ヶ丘駅(降車) (06:35着)⇒JR和歌山駅(降車) (07:25着)⇒南海和歌山市駅(降車) (07:40着)
ネット予約は、発車オーライネットから予約できます。
(写真は和歌山城紅葉溪庭園)
白浜行き夜行バス ホワイトビーチシャトル号
明光バスと西武観光バスが共同で運行するホワイトビーチシャトル号白浜行きは、埼玉県大宮バスセンターが始発で、途中大宮駅、池袋駅東口、バスタ新宿、横浜YCATで乗車が可能です。
ホワイトビーチシャトル号の終着は白浜・新湯崎ですが、和歌山市鳴神、海南駅、藤並駅東と県北部から中部でも早い時間帯に下車できるので、朝から晩まで和歌山でゆっくりのんびりできます。
大宮営業所(19:50発)⇒大宮駅西口(20:00発)⇒池袋駅東口(20:40発)⇒バスタ新宿(21:10発)⇒YCAT(22:10発)⇒高速道和歌山(鳴神)(5:57着)⇒海南駅(6:09着)⇒藤並駅東(6:23着)⇒御坊インター前(6:44着)⇒印南サービスエリア(6:57着)⇒みなべ役場(7:07着)⇒芳養駅前(7:17着)⇒田辺市役所前(7:26着)⇒田辺駅前(7:30着)⇒つぶり坂(シティホテル下)(7:36着)⇒とれとれ市場前(7:49着)⇒白浜バスセンター(7:56着)⇒新湯崎(8:01着)
料金は、大宮営業所から新湯崎まで9,300~11,800円です。
ネット予約は、発車オーライネットから予約できます。
(写真は、熊野那智大社から那智の滝を望む)
勝浦温泉行き夜行バス 南紀大宮線
三重交通と西武観光バスが共同で運行しています。
こちらの便も白浜行きと同じく大宮営業所が始発で、途中池袋駅東口、バスタ新宿、YCATから乗車することができます。
大宮営業所 (20:40発)⇒大宮駅西口 発 (20:50発)⇒池袋駅東口 発 (21:30発)⇒バスタ新宿 発 (22:05発)⇒YCAT(横浜駅東口)(23:05)⇒栃原 (4:55着)⇒大台町 着(5:10)⇒滝原宮前(5:15着)⇒紀勢大内山インター前(5:31着)⇒紀北町紀伊長島 (5:47着)⇒海山バスセンター (旧・三交海山)(6:07着)⇒尾鷲市(6:24着)⇒熊野市駅前(6:53着)三交南紀 (7:00着)⇒七里御浜(7:15着)⇒三交新宮駅前(7:35着)⇒
勝浦温泉(8:05着)
ネット予約は、発車オーライネットから予約できます。
いかがでしたでしょうか。
最近ではインバウンド効果も追い風となり、2015年の和歌山県内に宿泊した外国人の数は、前年の史上最高記録を大幅に更新する427,594人泊(対前年比140.9%)となりました。
この春から和歌山で新生活を送るひと、ぜひ和歌山生活を楽しんでくださいね。そして、ぜひ和歌山で想い出になる1日を過ごしてくださいね。