こんにちは。
和歌山ブロガーのきゃろたまです。
わたしの本業は、和歌山県で唯一ペットのうさぎを専門に扱う「うさぎ専門店キャロットハウス」を経営しています。
この春に開業して7年を迎えましたが、前職は公務員をしていました。
ちょっと変わった経歴を持っているので、
「なぜ、うさぎ専門店をはじめたのですか?」
とよく聞かれます。
「うさぎが大好きだから」というのはもう当たり前すぎるので、
「心身ともに病んでしまって働けなくなったから」
とこちらの理由を公には話しております。
実際、公務員5年目以降は過呼吸と適応障害に悩まされ、職場にはとても大きな迷惑をかけました。毎日生きていることが嫌になりました。
それでも好きなことや得意なことを仕事にすることができたわたしから、
今日は「好きなことを仕事にして生きていくために大切な3つの視点」を
お話します。
あなたのロールモデルは誰ですか??
まずは自分がしてみたいことについて「ロールモデル」つまりはお手本になる人は誰でしょうか。
わたしの場合、お手本になるような業界の先輩がいました。
もし身近にいない場合は、これからやろうとすることに近いことをしている人を探してみてください。日本にいなければ世界にも目を向けてみてください。
もしない場合は、あなたが先駆者となって新しい世界を作り上げるか、
そもそもあなたのやりたいことに需要が全くないかのどちらかです。
ロールモデルがあるということは、自分の目標がだいだいだけど見えている状態にあります。そしてその目標に近づくにはどうすればいいか見えてくるはずです。
レッドオーシャン市場でも場所を変えればブルーオーシャン市場になる
レッドオーシャン市場とは、競争の激しい既存市場のことをいいます。
都会で飲食店を開くといえば、競争相手が多いですよね。
レッドオーシャン市場に対してブルーオーシャン市場とは、競争のない未開拓市場のことを指します。一般的にはブルーオーシャン市場を狙うべきだと経営論では言われています。
わたしが経営しているうさぎ専門店という業態ですが、大阪・東京・名古屋には競合店舗がたくさんあります。でも、和歌山県は2017年現在、わたしのお店ただ1軒で、まだ全都道府県にうさぎ専門店がない状態です。
都会は人口が多いので、市場規模は大きいです。
潜在的にお客さんになってくれる人の数は多いですが、競争が激しい分、お店に個性がないと目立ちません。
田舎は人口が少ない分、市場規模が小さいです。
でも競争相手がいないので、安定した経営ができれば、じっくり時間をかけて経営戦略を練ることができます。
どちらがいいかどうかは、いま自分が持っている知識や能力によると思います。
好きなことを仕事にしても数字問題からは逃れられない
好きなことを仕事にすると、まわりから「楽」そうに見えるんですよ。
たしかに、毎日しんどい思いをして仕事をするよりも格段に仕事中のストレスは減ります。
でも好きなことを仕事にするために、どうしても向き合わなくてはいけないが「数字」です。
売上は?お客さんの数は?毎月増えてるのか減っているのか、前年に比べてどうなのか?
わたしも2年前までは、お客さんからお金を頂くことに対して少なからず罪悪感がありました。
しかし、「売上が増えるということは、お客さんから拍手(応援)を頂いているからだ」という考えに出会ってからは、お金をもらうことに罪悪感がなくなりましたし、人に対する妬みも消えました。
数字を伸ばしたけりゃ、どこがうまくいっていないか分析して形にしていくしかないんですよね。
好きなことを仕事にしたら、漫画にしてもらえた
今回、和歌山のフリーペーパー『Lism』の連載企画「和歌山ディープ遺産」で、
わたしきゃろたまのことを漫画にしていただけました。
好きなことを仕事にして生活できるようになると、自然と人が集まってくるんです。
そしてわたしは結構やりたいことがたくさんあって、うさぎの他にも高校生の時に
興味を持った戦国史の研究、TwitterやFacebookといったSNSをつかった集客のこと、和歌山の地域振興のことについて取り組んでいきたいです。
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