こんにちは、和歌山ブロガーきゃろたまです。
和歌山で1日のんびり遊びたいけど、どこありますか?
そんなあなたの疑問に答えるために、今回は和歌山市加太地区を案内したいと思います。
ちなみに加太でお昼を食べたいなと思ったら、「お昼ご飯抜いておいてください」
加太までは和歌山市駅から約30分の鉄道旅
「加太=かだ」と読みます。
明治時代に大阪湾の海防のために要塞が築かれたことから非常に多くの人で賑わった街です。
加太駅から淡嶋神社まで行く途中には、古い街並みがところどころに残っています。
大阪からお越しの際は、南海なんばから特急サザンで和歌山市まで来て、加太線に乗り換えます。特急サザンの自由席は特急料金がかかりません。指定席はリクライニング席でちょっと豪華。南海なんばから加太までの運賃は960円(2017年7月現在)、指定席に乗るとプラス510円必要です。
和歌山市駅を出て、1分ほどで紀ノ川橋梁を渡ります。
いつもこの鉄橋渡るときワクワクします(o>ω<o)
紀ノ川橋梁が作られたのは、今から100年以上前の1903年(明治36年)。
今なお現役です。
加太線はおもに住宅地を走るため、海が見えるのは磯ノ浦~加太間のみですが、近年は「加太さかな線」いう愛称も付いて可愛い車両も走っています。
Welcome to 加太!
和歌山市駅を出発して約30分で、南海加太線終着駅・加太に着きました。
まずは淡嶋神社をめざすことにします。
淡嶋神社は、女性の病気平癒・安産・子授けの神様として有名で、毎年3月3日に雛流し神事が行われます。
みなさんのお住まいの地域に「淡島神社」「粟島神社」といった神社ありませんか?
その総本社が加太にある淡嶋神社です。
加太駅を降りて、淡嶋神社に向かって3分ほど歩くと、旧加太警察署の建物と道しるべが見えてきます。
旧加太警察署の建物は現在、個人所有となっているため内部は非公開。写真を撮らずに外観だけ眺めます。
道しるべは1894年(嘉永2年)製なのでペリーが来航する4年前にできたことになります。
レンガ造りの倉庫があったり…。
古いホーロー製の金鳥の看板があったり…
ちょっと脇道にそれて行者堂にお参りして…。
散策しながら約1時間で淡嶋神社に到着しました!
淡嶋神社では、人形供養をしていただけます。仏滅の日と年末年始は受け付けられないとのことと、郵送等は不可とのことです。
朝ごはんを食べたあなたは絶対後悔するお店へ
さて、わたし冒頭で「お昼ご飯抜いておいてください」って言いましたよね?
そして、神社の門前のお土産屋さんを甘く見ていませんか??
淡嶋神社門前にあるお店はどこも海の幸がその場で食べられるんです!
その中でも異彩を放つのが「満幸商店」さん!
とにかく量が半端じゃないです。
ひとりでしかもここに来る前に駅そばやらおにぎりやらお菓子やら食べたことを後悔しました。
満幸商店 名物のわさびスープ。鯛をじっくり煮込んで作ったスープは鯛のうまみがたっぷり詰まってます。2人で分け分けするくらいがちょうどいい!
そして、インパクト絶大のしらす丼!
これ、1人前のレギュラーサイズです。
ノーマル・ダブル・トリプルと3倍で増えていきます。
今度よく食べるブロガーさん、一緒に行きましょ!
淡嶋神社のほかにも要塞跡や温泉など見どころたくさんな加太
加太から向かいの友ヶ島までは、船で渡れます。
明治時代から1945年まで、大阪湾の防御のために友ヶ島を含めた加太地区に砲台が築かれ、今もその跡を見学することができます。
また、加太には温泉旅館や海水浴もあり、1年を通してとても賑わいます。
砲台跡の見学は、下草が枯れる冬場がオススメです!
帰りは「めでたい電車」で和歌山市駅へ
帰りの列車、ギリギリ間に合って「めでたい電車」に乗車。
めでたい電車の運行は、南海電鉄のホームページをチェックしてくださいね。
1年を通して遊べる和歌山市加太地区。ぜひみなさんも一度足を運んでみてください。