こんにちは、和歌山ブロガーのきゃろたまです。
みなさん、エビはお好きですか?
わたしはメニューに「エビの~~」という文字を見たときには即注文しちゃうくらいエビが好きです。
スーパーマーケットでよく見かけるエビといえば、ブラックタイガーやバナメイエビといった輸入エビが中心ですよね?
でもちょっと身が小さくて食べごたえがない!
ということで、国産天然エビを求めて、和歌山市にある雑賀崎漁港へ行ってきました。
雑賀崎漁港で水揚げされる足赤エビは、一度食べたらヤミツキになります。
流通量が輸入エビに比べて格段に少ないため、スーパーマーケットでもなかなかお目にかかれません。ではわたしが愛してやまない足赤エビを紹介していきます。
足赤エビの生態
足赤エビの正式名称は「クマエビ」。体長は大きいもので20cmくらいになります。
クルマエビ科に属するため、味も見た目もクルマエビに似ていますが、足赤エビには足やヒゲに紅白の縞模様が入っています。
実際に雑賀崎漁港で買ってきた足赤エビ。足が綺麗な紅白の縞模様しているのがわかると思います。
生息域は、西日本から、朝鮮半島南部、台湾、オーストラリア、フィジー、紅海、南アフリカまでのインド太平洋沿岸に広く分布し、日本近海での分布北限は日本海側が富山湾付近、太平洋側は千葉県以南とされています。(出典:Wikipedia)
食べ方
雑賀崎漁港では、活きた足赤エビが売られていました。
家に帰ってから、胴体と頭を切り離しておきます。
頭の部分にはミソがあるので、買ってきたその日のうちに2分ほど塩ゆでして食べるのがベストです。
その日のうちに食べない場合、2日程度ならチルド室、3日以上後で食べる場合は冷凍しておいた方がいいです。
解凍は自然解凍で。殻をむくと天ぷら、フライ、茶碗蒸しにエビチャーハン、エビチリなど何でも使えます。
調理なんて面倒くさい!早く食べたい人は、お水に塩を大さじ1杯くらい入れて鍋で沸騰させてから、殻のついた足赤エビを入れて約2分ゆでてください。
今回は塩ゆでにしていただきました。
雑賀崎漁港で足赤エビを買う
魚の流通は、漁師さんが海で獲ってきた魚やエビなどを「仲買人(なかがいにん)」がせりで購入し、スーパーマーケットや魚屋さんに販売するのが一般的です。
ですので一般のお客さんや料理店の人が漁師さんから直接購入できない漁港もあります。
しかし雑賀崎漁港では、今日獲れた魚やエビ、イカなどを漁師さんから直接買うことができます。しかも通常の小売価格よりもかなり安く購入できます。
気になるお値段は?
3月1日に買ったときは、1kgで3,500円でした。1kgだとだいたい15尾~18尾あります。
少人数家族だと1回で食べきれない多さなので、近所におすそ分けしても、残りを冷凍しておいてもいいでしょう。
この日は、イカとアカシタヒラメ、変わった魚ではミシマオコゼが売られていました。
もちろん漁師さんや獲れる時期によって値段もまちまちなので、一番安いところはどこか探すだけでもワクワクします。あまりグズグズしていると、次に回っていった時には売り切れなんていうのもザラにあります。ですので買う時には潔さが必要です。
営業時間
雑賀崎漁港での販売時間帯は、夕方から夜の販売なのでゆっくりと買い物ができます。
10月体育の日以降5月中旬までは15時から、5月中旬以降10月体育の日あたりまでは20時30分からの販売となります。
定休日は火曜日・土曜日、祭日の前日、天候の悪い日。その他正月や旧正月などの休みもあります。
いかがでしたでしょうか。
もし和歌山市内へ出かける用事があったら、ちょっと足を伸ばして雑賀崎漁港で新鮮なお魚たちをGETしてください。