きゃろたんぬの小窓

40代から楽しく生きる!

これワロタw 公務員の笑える珍場面を振り返ってみた。

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ども、元公務員をしておりましたきゃろたまです。

今回は、ちょっと笑える「公務員珍場面」をお送りします。

今、公務員として活躍されている方は、「あ~あるある!」という視点で、
公務員でない方は、「えっ、そんなことしてるの?」という視点で、
公務員になりたい方は、「え~こういうことが起こっているのか」という視点でご覧いただければ 幸いです。

ここでいう「公務員」とは、役所などで勤める一般事務職の公務員を想定しています。

 



書類の表(おもて)がハンコで埋め尽くされる

 

日頃の軽微で事務的な案件なら、事務所の長まで書類を回せばいいのですが、 契約額が大きな案件であったり、複雑な案件は、最終的に首長(市町村長・知事)が直接書類を見ることになっています。

事務所の長→他の部局の長→出納長→副首長→首長と書類が回ります。

※書類を回して、確認してもらう作業を「決裁(けっさい)」といいます。

で、わたしがもらった最高の印鑑数は、50個超でした!笑
書類の表面は印鑑で真っ赤かになり、枠外に押す人も…。

さながら庁内をめぐる「スタンプラリー」です。

印鑑をもらいたい人が、席にいなかった場合は、「不在校閲」として、その直属上司に先に書類を回すか、帰ってくるまで待っているかのどちらかになります。

 

書類の訂正、訂正で結局元の通りの書類の文言に戻る

 

上司にもいろんな方がいまして、まあ御大層に一言一句直してくれる方がいるんですよ。

それはそれでありがたいんです。間違ったら大変だもんw

でもね、最終決裁が下りるとね・・・元書いた自分の文章に戻ってることがあるんですよ。

思わずうぉ~~~~~~~~~~い!ってツッコミ入れたくなることがたびたびありました。

ああ、書類作りだけで消耗しそう。



部署によって空気が違う

県庁、役場などの行政機関はおおよそ「行政部局と教育委員会などその他機関」に分かれます。

で、人事異動で他部局に異動するでしょ。で、前の部署と同じように書類作るでしょ。

たまに「怒られる」わけですよ!

なぜか?それは文言が気にくわないと・・・


はぁ~~~~~~~~~~~~~~???
そんなの知るか!!


ということで「郷には入れば郷に従え」。前のことは気にしないようにしましょうw


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さいごに~公務員の仕事が遅いのは、全て決まってからでないとできないから

住民から何かと批判が多く、風当たりの強い公務員。

「仕事が遅い、前例踏襲主義」とか世間でよくいわれてますが、
公務員の行動の基準は、すべて法律や規則で定められています。

ですので、担当職員の気分次第で仕事が進むわけではないし、やりながら改善していくという仕事のやり方ではありません。

「こういうものが認められて、こういうものは認められない」というものをきちんと決めてから始まります。

また、議会で承認された「予算」がないと、何もできません。

極端な話になりますが、予算がなくなると、鉛筆1本すら買うことができないということもあります。

(実際は、余っている予算から法律で認められた流用措置を行って、執行しますけどね。)

ではまた!