いつも聴いてるABCラジオ「ドッキリハッキリ三代澤康司です」で、月曜パーソナリティの桂紗綾アナウンサーが和歌山弁講座をしていんですね。(ラジオHPはリンクをクリック)
桂紗綾アナウンサーは梅の産地・和歌山県みなべ町出身。ラジオから流れる和歌山弁…
「全部わかったいしょ~(全部わかったよ!)」
ということで、ここからは少し和歌山弁(紀州弁)講座~♪
というより和歌山ってどんなところ??
一応関西圏内。「近畿のおまけ」とよく言われます。
ちなみによく間違えられるのが「岡山県」。
「わ」と「お」の違いだから間違えられやすいし、ここ最近まで和歌山県はマスコミへの露出度もかなり低かったですね。
江戸時代までは、和歌山県と三重県の一部を含めて「紀伊国(きいのくに)」と言われ、享保の改革や時代劇暴れん坊将軍で有名な「徳川吉宗」が生まれたところでもあります。
気候風土は温暖で雨が多く、よく台風が和歌山県内を通過します。
天気予報で「台風は潮岬の南南東~~kmのところを…」と報道されるのでよく聞いておいてくださいね。ちなみに潮岬は串本町にあります。第二次世界大戦中、関西方面を爆撃する米軍機は潮岬をめざして飛行したとのことです。
ほな和歌山弁いくで!( -д-)ノ
和歌山弁その1・「ざじずぜぞ」が言えない
以前マツコさんの番組で出演されてた方のように、まず、発音で「ざじずぜぞ」が言えません( ´_ゝ`)
「ぞうきん」→「どうきん」
「ざるそば」→「だるそば」
に変換されます。はい、わたしも言えません・・・。
「ザッケローニ」→「ダッケローニ」
その2・敬語が存在しません。(゜ロ゜屮)屮
だからネイティブ和歌山県民は社会人になると非常に苦労します。
なぜ存在しないのか?
ウィキペディアさんより引用
紀州弁(特に田辺・新宮弁)には他の方言に見られる敬語に相当する言葉が少ない(あるいは存在しない)ことが特徴である。極端に言えば年長者・若輩者、先輩・後輩、会社の上司・部下の関係であっても、格下の人物が格上の人物に対して敬語を使用しないことが慣習として了解されており、それが容認されている。また、敬語を使うことが失礼とされることも多い。これは全国的に見ても土佐弁などでしか見られない珍しい傾向である。小説家の司馬遼太郎は「紀州方言には敬語がない」と著書の中で述べ、紀州では敬語のない平等の思想が古くから根付いており、明治初期に紀州・土佐で自由民権運動が起こった理由を、歴史的背景として、上下関係の少ない皆平等の思想が古い時代から根付いていた経緯から来たものとして肯定的に評価している[8]。
その3・個性的な単語編
いくつか特徴的なモノをあげていきますね。
- 「水せった」→「ビーチサンダル」
- 「じてこ」→「自転車」
- 「つんでる」→「混雑している」
- 「もじける」→「故障する・壊れる」
- 「にえる」→「青あざができる」
- 「やにこい」→「ものすごい」
- 「じばん」→「肌着」
- 「ふわわり」→「格好が悪い」
- 「今日、水せった履いてじてこ乗ってたら、こけて足にえてもた」 →「今日、ビーチサンダル履いて自転車に乗っていたら、転んで足に青あざができた」
一人称→「あが」「ばー」「わえ」
二人称→「てき・てきゃら」「おまん」
「いん」←あいづち
「いん、いん、いーーーん」(うん、うん、なるほどね)
まだまだあるけど、今日ははこのへんで。