こんにちは、歴史に詳しい和歌山ブロガーのきゃろたまです。
みなさん、日本史は好きですか?
なんだか覚えることが多すぎて嫌いになっていませんか?
わたしは小学生の時に『漫画 日本の歴史』に出会って、大河ドラマで『独眼竜政宗』を観てから日本史がとても好きになりました。
日本史は暗記ばかりで嫌になるという声をしばしば耳にします。しかし、暗記にこだわなければとても面白い科目なのです。
「くじ引き」で当たったために将軍になった 足利義教
武士で一番えらい人である征夷大将軍。
誰しも権力には憧れます。
室町幕府第6代将軍になった足利義教は、くじ引きで当たったために将軍になりました。で、ついたあだ名が「くじ将軍」!
足利義教のお父さんは、金閣寺を建てた第3代将軍足利義満。
第4代将軍は義教の兄である足利義持がいたために、早くから出家させられました。
義持の子ども義量(よしかず)は第5代将軍になるものの、19歳で亡くなったため、
足利義持が将軍の代理を務めることになります。
しかしですね、足利義持が「ぼくが将軍のかわりをするんだー!」とダダをこねたため、次の将軍が決まらなかったのです。
義持が亡くなる間際まで、誰を次の将軍にするか決めなかったので、これでは困るということで、義持の弟たち4人にくじを引かせて、当たりくじを引いたのが義圓(のちの義教)でした。
最初は断ったんですよ。「とても私には務まりません~~」って。
でも推しに推されて断りきれずに室町幕府第6代将軍になります。
室町幕府は義満の頃から比べて力が衰えていたので、義教はがんばります!
中断されていた勘合貿易を復活させたり、幕府に歯向かう勢力を退治しました。
しかし、力をつけすぎた守護大名を暗殺したり、後継問題に口を出しすぎたため、最後は播磨の守護である赤松満祐によって暗殺されてしまいます。
もし、あの時くじに当たらなければ、彼は一僧侶として一生を送っていたでしょう。
日本史はいろんなエピソードを学ぶことで面白さが増す!
さて、日本史を男性と男性との結びつきという観点から見た番組
『あんじゅ先生のニホモ史』に出演させていただきました!
戦国時代にキリスト教が日本に伝わり、布教する過程で日本人の風習について記したルイスフロイスが書いた『日本覚書』をもとにお話させていただきました。
こうして日本史を教科書以外の歴史史料をもとにして見てみると、もしかしたらいろんな仮説ができるかもしれません。
あんじゅ先生のニホモ史は、第1・第3木曜日に放送しています。
毎回いろんなゲストが登場しますのでぜひご覧ください!