こんにちは、和歌山ブロガーのきゃろたまです。
桜のシーズンもそろそろ終わりを迎え、新緑がきれいな季節に向かいつつありますね。
和歌山のいいところといえば、海がきれいなところ。
海に面した都道府県はたくさんあるけど、穏やかな内海の様子と荒々しい外海の様子が楽しめるのは、和歌山県が一番ではないかと思っています。
今日は、和歌山の海の魅力について、お話します。
紀伊水道と太平洋
和歌山県は南北に細長く、紀伊半島の西側から南東部にかけてあります。
日高郡美浜町にある日御碕(ひのみさき)を境に、北側が紀伊水道、南側が太平洋と分かれます。
紀伊水道は比較的穏やかで、対岸に四国が見えるのに対し、南側の太平洋はどこまでいっても広がる海と果てには地平線が見える開放的な景色が味わえます。
雑賀崎からの景色
和歌山市雑賀崎。江戸時代末期に異国船を見張る番所が置かれたところです。
2枚目の写真で、海に舌状にのびる番所庭園は、たまにサスペンスや時代劇のロケにも使われます。
天橋立のように砂州が伸び、万葉集にも詠まれた「和歌の浦」。
干潮になると、干潟が現れます。
江戸時代初めの頃に作られた石橋もまだまだ現役です。
わが街有田市の海の景色
わたしが住む有田市みかん海道からの景色です。
南側は湯浅湾に面していて、ところどころに無人島があります。
この日は風も穏やかで視界も良好!波もそれほど高くありませんでした。
石灰質の岩石でできた白い海岸「白崎海岸」
和歌山県の海岸は、おおむね黒目の岩石でできているのですが、日高郡由良町にある白崎海岸(しらさきかいがん)は、石灰質の白い岩石でできている珍しい海岸です。
この辺一帯は観光スポットになっていて、ログハウスやキャンプ場、カフェがあって休日にはたいへん賑わっています。
いよいよ外海!煙樹ヶ浜
ここまでは、内海の紀伊水道に面した景色を見ていただきました。
日御碕灯台から南側からはいままでと違い、雄大な太平洋の海の景色が味わえます。
と、煙樹ヶ浜の写真がまだ撮れていないので、撮影でき次第公開をば。
観光地白浜の海
和歌山県随一の観光地、白浜。
上の写真は、円月島です。
また、観光ホテルが立ち並ぶ湯崎地区には海水浴で有名な白良浜、さらに南白浜道路を南に行くと千畳敷、三段壁といった観光名所もあります。
すさみから串本へ
現在、すさみ町江住までは高速道路が開通していますが、ほとんどが山の中を通っているため、高速道路を使うとほとんど海が見えません。
すさみ南インターチェンジを下りて、国道42号線に出る手前に見晴らしのいいところがあります。
撮影した日はとても天気がよく、本州最南端潮岬あたりまで見えました。
すさみ町~串本町あたりは、鉄道も海岸部を走るため、このような絶景が望めます。
串本といえば…橋杭岩!
紀伊半島には、大昔に「熊野カルデラ」という火山があり、橋杭岩もその名残とか。
また、弘法大師が対岸の大島に橋を架けるために作ったという伝説もあります。
向かいの大島
1999年にくしもと大橋が完成し、車で大島まで行けるようになりました。
大島には、1870年(明治3年)につくられた日本最古の石造りの灯台・樫野崎灯台があります。
また、大島沖では1890年(明治23年)トルコの軍艦・エルトゥールル号が遭難し、500人以上の犠牲者を出しましたが、島民の救助活動により、69名が救出されました。
2015年には、エルトゥールル号遭難事件を題材とした映画『海難1890』が公開され、串本町ではロケも行われました。
大島には、トルコ軍艦遭難者慰霊碑、トルコ記念館があります。
いかがでしたでしょうか、まだ和歌山の海の景色のほんの一部ですが、また写真が撮れ次第リライトをしていきたいと思います。
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