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日経平均株価 年初来安と地政学リスクとは?

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こんにちは、投資信託で資金運用している和歌山ブロガーきゃろたまです。

今日は、日経平均株価の終値が、18,552.61円と前日に比べて195.26円安く、今年の最安値を更新しました。

これは、地政学リスクを嫌気して、安全資産とされる円を買う動きがあり、円高から株安を招いたものです。

さて、最近よく言われる「地政学リスク」とはどのようなことでしょうか?

 

地政学リスクとは

地政学とは、

地理的な環境が国家に与える政治的、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するものである。

  

地政学 - Wikipedia

 

 とWikipediaでは掲載されています。

そして地政学リスクとは、現在の状況で簡単にいうと、つまりのところ「戦争が起こると、周辺の経済や政治がどのように変化するか」ということです。

トランプ大統領が、4月7日にシリアのシャイラト空軍基地にミサイル攻撃をし、一気に地政学リスクが高まってきました。

また、北朝鮮の度重なるミサイル実験に業を煮やし、米軍空母を北朝鮮近海に展開させています。

 

米朝開戦するのか!?

このように北朝鮮をめぐる情勢が非常にきな臭い雰囲気になってきました。

トランプ大統領は、短い時間でしかも国連での議論なしにシリアへの攻撃に踏み切ったことから、北朝鮮への攻撃も即断するものと思われます。

 

まず、ミサイル実験では、おそらく米軍は動きません。

それ自体はこれまでも何度も繰り返してきていますし、北朝鮮も誰もいない海に撃っているわけですから人的被害も出ません。

 

おそらく、核実験を行った時点で、米朝開戦となるでしょう。

というのも、核実験は重大な国連安全保障理事会の違反事項ですし、これ以上北朝鮮の好き勝手なことをさせておくのは、アメリカとしても(というよりトランプ大統領としては)許せないと思います。

今時点でただミサイルを北朝鮮に打ち込んでも大義名分が得られません。

しかし、大義名分ができた時点で、一気に攻勢に出るでしょう。

 

当面は円高傾向、米朝開戦で一気に円安方向に!?

アメリカ軍空母が北朝鮮近海に展開して、北朝鮮も記念行事が目白押しの状態で、しばらくにらみ合いが続くでしょう。

今日の値動きから地政学リスクがある状態では、安全資産の円買いがすすみ、円高傾向にあります。しかし、米朝開戦で日本への攻撃が懸念されることから、開戦と同時に一気に円安方向に向かうとわたしはみています。

 

さいごに、わたしはあまり政治的なことを書かないようにしていますが、事の成り行きを見守っていきたいと思います。