こんにちは、社会が鬼得意だった和歌山ブロガーきゃろたまです。
社会の問題を解いているときは、クイズに答えてるような感覚になるので、5教科の中で一番好きで得意でした。もちろん常に上位5位以内には入っていました。
前回は、国語の勉強法について書きました。
今回は、社会についてお話します。
「社会が苦手」という理由のひとつに「暗記が苦手」という理由があります。
とにかく覚えなくてはいけないことが多いですよね。
でもひとつひとつバラバラに覚えていては効率がすごく悪いのです。
効率的に覚える方法は、「まとめて覚えること」です。
また地理なら特定の地域に偏った問題、歴史なら特定の時代に偏った問題はあまり出ません。しかし、何かしらのテーマに基づいてまんべんなく地域や時代が散らばっています。
2016年度の和歌山県の入試の場合は、地理はオリンピック、歴史はそれぞれの時代で活躍した女性に関するものでした。
では学習のポイントを書いていきますね。
地理
気候
気温と降水量のグラフ、出題の都市がどのあたりにあるかをセットで覚えておきましょう。気候には必ず特徴があります。こんな感じでまとめてみましたので、参考にしてください。
砂漠気候:1年を通じて雨がほぼ降らない。
ステップ気候:砂漠よりもちょっと雨が降る。
熱帯雨林気候:1年を通じて雨がめちゃめちゃ多く、気温が高い。
サバナ気候:雨がたくさん降る雨季とほぼ降らない乾季がある。気温が高い。キーワードはサバンナとモンスーン
地中海性気候:夏に雨が少なく、気温の高低とは逆の降水量グラフとなる。イタリア・ギリシャあたりの気候。
西岸海洋性気候:雨の量が1年を通じて一定。ヨーロッパの気候。偏西風がキーワード。
温暖湿潤気候:1年を通じて割と雨が降る。日本と似たような気候。
冷帯:キーワードはタイガ。一番寒い月の平均気温が0度以下になる。
ツンドラ気候、氷雪気候:とにかく寒い。
作物や石油・石炭・鉄鉱石などの生産量ベスト3を覚えておこう!
地理では帯グラフ・円グラフから米や小麦などの農作物、石油・石炭・鉄鉱石や銅といった資源がどの国でよく生産されるかという問題が出されます。それと日本国内だと、桃やみかんといった果物の生産量ベスト3のような問題もよく出されます。自分が住んでいる地域でどんなものがよく作られているかはしっかり覚えておきましょう。
歴史
ひとつの出来事からほかの出来事や人物が連想できるようにしよう
歴史はとにかく出来事や人物を覚えていないと解答できない!
でもひとつひとつ覚えていては時間的に非効率です。
例えば、豊臣秀吉についてだと・・・
豊臣秀吉⇒百姓の子、織田信長の家来、大坂城、山崎の合戦、刀狩り、太閤検地、聚楽第
これだけでも7つまとめて覚えられます。
土地や税金の制度だと
「公地公民、班田収授法、口分田、租・庸・調、律令制度、三世一身法、墾田永年私財法、荘園制」
というふうに時代の流れに沿って覚えておくといいです。
以上のように歴史の出来事には必ず流れがあるので、それを知るともっと歴史が好きになります。
公民
三権分立と時事問題をマスターせよ!
公民は日本の政治の仕組みや憲法についての出題が多いです。
立法・司法・行政、衆議院と参議院、国会の運営を押さえておけばOK!
それとニュースなどで話題になっている時事問題も合わせて出題されますので、少し朝や夕方のニュースを気をつけてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
社会は覚えないといけないことがたくさんありますが、
逆に覚えたら覚えただけ点数につながる科目です。
ですので面倒くさがらずにしっかり教科書と問題集を活用して勉強してくださいね。